植毛が失敗するリスク後悔しないための3つの対策

「植毛は効果があると聞いたけど失敗することはないのだろうか?」と不安になっていませんか?

植毛は医療ミスや重篤な症状など医療的な失敗は未だありません。しかし、植毛についての理解が足りなかったり、アフターケアをおろそかにすることで、失敗に終わってしまう可能性もあります。このページを読んでいただければ、植毛で失敗しないための知識が身につくので、失敗する確率をぐっとさせることができるでしょう。

1. 自毛植毛は失敗することはあるのか?

植毛とは、後頭部や側頭部の自分の髪を細胞を取り出し、髪を生やしたい部分に移植する方法のことです。

育毛剤や治療薬の効果がなかった人や、髪が抜けてツルツルになった人、もともとおでこが広い人など、移植する髪さえあれば、見違えるほど印象も変わるため、植毛をおこなう人も増えてきました。

自毛植毛は自分の髪を移植するため、アレルギーの心配もなく医療ミスや、重篤な症状が発生したというケースはありません。

ただし、薄毛部分に髪が増えたとしても、失敗に感じてしまうケースがあります。

2. 植毛が失敗と感じてしまう4つのパターン

植毛はとても効果があり、髪がないところへ髪が増えて見た目の印象も大きく変わるため、成功する人が多いですが、その反対に植毛を失敗だと感じてしまう人もいます。

失敗だと感じてしまう4つのケースについてあらかじめ知っておきましょう。

  1.  仕上がりが不自然
  2.  密度が低い
  3.  AGAが進行してしまう
  4. 髪が定着しない

① 仕上がりが不自然

髪を移植する以上、仕方ないことではありますが、仕上がりが不自然になってしまうことがあります。

髪の毛穴は色々な方向に向いており、必ずしも均一ではありません。頭の部位によっても髪の流れや髪質は異なります。

質感が違う後頭部の髪を移植することで、見た目が自然にならなかったり、生え際やつむじの髪の流れが自然にならずに、仕上がりに違和感があることがあります。

こだわりが強い方は仕上がりに満足できないこともあるかもしれません。

② 密度が低い

植毛は髪を植える密度が仕上がりに大きな影響を与えます。現在の植毛技術では薄毛になる前の密度に100%戻すことは困難で、約80%程度が限界と言われており、1度の植毛では80%の密度までもっていくことは難しいです。

1度の植毛でも十分に満足される人も多いですが、どうしても多少他の部分に比べて密度が気になってしまう人もいるようです。

1度の植毛で密度が満足できない場合は、2回、3回と同じ部分に植毛を行うことで、密度と完成度を高めていくこともできます。

③ AGAが進行してしまう

移植した部分はAGAの影響を受けにくく髪が抜けにくいのですが、植毛をしていない部分のAGAが進行して、髪が抜けたということで不満に感じる方もいます。

AGAの進行中の場合は、AGAの治療薬を服用して、AGAの進行を食い止めておかなければなりません。

④ 髪が定着しない

生きた細胞を取り出して別の個所に植えるという処置は、細胞にダメージが加わるリスクを常に抱えています。

ドナー(移植する髪)を取り出し、植えるまでの間に毛根の細胞にダメージが加わると定着率が悪くなります。

移植時に密度を無理に高くしてしまったり、技術が低い場合は、定着率の低下に繋がるため、なるべく技術力に定評のあるクリニックに行きましょう。

3. 植毛治療で失敗しないためにできる3つの対策

医療ミスなどの重篤な失敗はほとんどない植毛ですが、「イメージと違う」ことが原因で失敗だと感じてしまうことを防ぐために医師としっかりと話すことが重要です。

また、植毛を終えた後に状態を保つために起こりえることをしっかりと把握しておく必要があります。

植毛が失敗しないためにできることは3つです。

  1. 理想形の共有
  2. 治療薬を使う
  3. アフターケアをおろそかにしない

①理想形の共有

医師との関係性により、手術後の頭の完成のイメージが共有できていないまま、手術を終えイメージにずれがあった場合に失敗と感じてしまうことがあります。

完成後の密度はどうなるのか医師に質問したり、やりたい髪型が可能になるかどうかなど、髪がとにかく増えればいいという以外にこだわりが強くある場合は、しっかりと理想を伝えることが重要です。

もし、認識が間違っており、到達不可能な理想なのであれば医師が無理なら無理と教えてくれます。

②治療薬を使う

AGAを発症している人の場合は、移植していない部分の薄毛が進行してしまうことがあります。

植毛した部分ではない部分が薄くなってしまい、見栄えが悪くなると植毛が失敗したと感じてしまうかもしれません。

そうならないためには、きっちりと治療薬を使って、AGAの進行を食い止めておく必要があります。

AGA治療薬が効果がない人も一定数いますので、治療薬で抜け毛が抑えられるかどうか、植毛をする前に治療薬を使って確かめておくことをおすすめします。

③アフターケアをおろそかにしない

植毛後は移植した部分にかさぶたができますが、自然に剥がれるまでに、人為的にはがしてしまうと植えた髪が毛根ごと剥がれてしまう可能性があるため注意が必要です。

また、植えた髪は一度抜けて生え変わりますが、この時期に栄養が不足していたり、刺激が加わってしまうと定着率を下げてしまうことにもなりかねませんので、いままで以上に頭皮や体のケアに気をつけましょう。

詳しいケアの方法や注意点については、手術後に詳しい説明があるので安心してください。

4. 植毛の失敗やリスクが怖い人はどうすればよい?

近年では、定着率が著しく低かったり、傷が残るなどの失敗が起こるリスクは非常に少なくなっていますが、もし、それでも植毛の失敗やリスクが怖い人は、植毛治療を進めるべきではないと思います。

きちんと調べて、技術力の高いクリニックを選んで利用するか、あるいはAGA治療薬などを使って、治療を進めていくことをおすすめします。

植毛治療できるほどの費用があれば、一般的なAGA治療薬だけではなく、直接頭部に薬剤を注入するメソセラピーなどの効果が高い治療も受けることができるのでおすすめです。

植毛を行っているクリニックでは、無料カウンセリングがあり、あらかじめしっかりと相談を受けてもらえますので、自分の目でクリニックを見定めるためにも、無料カウンセリングに行ってみましょう。

詳しい情報は自毛植毛 親和クリニック東京をご覧ください